石油開発の最前線から

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国際石油開発帝石 イラクで成功を得るか

INPEX 探鉱鉱区で油を確認

国際石油開発帝石が40%の権益を持つイラク Block-10で試掘井(Eridu 1)の掘削が行われ、生産テストで日量約8000バレルの油を確認したとのこと。オペレータは、60%権益を持つロシアの大手石油会社Lukoil。

既にLukoil, INPEXともにプレスリリースを出しており、海外ニュースでも報道されている。INPEXのプレスリリース本文には書かれていなかったが、Lukoilによると2017年中に2坑目となる評価井(Eridu 2)を掘削し、開発の可否を検討するとのこと。

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(図はINPEX プレスリリースより)

尚、日本企業のイラク参入としては、石油資源開発が2013年からガラフ油田での生産を開始している(オペレータはマレーシア国営石油のペトロナス)。

 

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http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2017/20170222.pdf

http://www.lukoil.com/api/presscenter/exportpressrelease?id=90820